一番凄いのは社長だった(レビュー)

◆社長といっても海馬瀬人じゃありません。   ドラマ「サラリーマン金太郎」を   ここ二週間だけ見たんですが   何というか、どう考えてもおかしいだろうと思うトコロがあったので   今日はちょっとそこをツッコんで行きたいと思います。   「いや、ドラマとか漫画とか、フィクションだから」   っていうツッコミはナシでお願いします。   百歩譲ってフィクションだとしても   演出がやり過ぎなんです!! ●そもそも原作の説明をしておきますと   主人公である矢島金太郎のサラリーマンとしての成長を描いた   「本宮ひろ志」先生のビジネス漫画です。   主人公の金太郎が「八州連合」と言う暴走族集団の元ヘッドだったり   既にキナ臭い空気が漂ってますが   枠にとらわれない、明朗快活(?)なサラリーマンとして   描かれ、ドラマもシリーズ化される人気を誇ります。   で、今回見たのが関西で現在放送されてる   「永井大」さんが金太郎を演じているタイプのドラマ。   その一個前のドラマまでは「高橋克典」さんが主演してました。 ●問題点   何より今回レビューするのが「七話」と「八話」   「復讐編」と名づけられたその二話なんですが…   あれ、何か、復讐っておかしくない?   サラリーマンの成長を描いたドラマであれば   まあ、出てこないであろう単語を斬新に使ったタイトルに   興味を持って見たのがそもそもの始まりだったわけですが。   内容もいきなり「談合」をテーマにした   ディープなストーリー。暴力団とか出てきてました。   まあ、詰まる話、主人公の勤める「ヤマト建設」と   ライバル会社が、仕事をもらうために競り合うワケなんですが   このライバル会社が不正行為をして仕事を奪い取ろうとするんです。   そしてその不正行為を暴いたがため   社長が爆破される   と言う事件に至るわけですが   この辺は詳しく説明すると面白くなくなるので   本編のDVD借りて補完してください。 ●で、今回ツッコミたいのはこの「爆破」シーン。   不正を暴いたがため、ライバル会社についていた   暴力団が実力行使と言わんばかりに爆弾を送りつけてきます。   ご丁寧に偽名まで使って。   で、「ヤマト建設」の社長が意気揚々と封を開くと   そこには爆弾が。既に爆破の秒読みに入っているところを見ると   開けたら爆発するみたいな構造だったんでしょう。   で、爆発。      つたない絵で申し訳ないんですが   ちょっと画像がなかったもんで描きました。   上の階の窓と、下の階の窓があって   真ん中が社長室だと思うんですが   全体的に階層丸ごと吹っ飛んでる   のが伝われば幸いです。 ●これは流石の社長も死んだだろう、   と言うアオリで次回へ続くわけですが   生きてましたね、見事に。      景式が見た社長と爆弾(箱)の距離なんですが   ウチなら確実に死ぬ自信があります。   その時母親も一緒に見てたので   「何で生きとるんやろ」   と、聞いたら流石に納得いってなさそうな表情でした。 ●と、こんな感じで復讐編が終わり、色々吹っ飛んでた金太郎ですが   次週が最終回らしいです。   あれ、今週復讐して終わるんじゃなかったんですね。   何せ今日伝えたかったのは   金太郎は面白い(多角的な意味で)   と、言うことでした。   …え? ANONの誕生日記事?   イラストが揃ってないのでブランク記事認定承認されました。